2013年1月16日水曜日

愛が終わる原因は?(後編)

相手の好意が自分の好意より少ないと感じたときあなたはどうするでしょうか?

「相手の好意を、100まで引き上げる?」
…ちっちっち。もっとラクな方法があります。…そう、
「自分自身の好意を、70まで引き下げる」。
こぼれた水が、下に下にと流れていくのと同じように、人間はラクな方ラク
な方へと流されていくものです。そして、ここからが恐ろしいのですが、あ
なたはつい、その好意を70にとどまらず、60まで下げてしまうのです。
なぜならそうすることで、今度は逆に優越感を感じられるからです。

すると…相手にも同じ作用が起こって…今度は相手は、好意を50にまで下
げます。あとは二人でこの繰り返しになります。40になり、30になり…
。片方が0になったら、相手はマイナスにするしかありません。もうその後
は……、恐いですね。

不毛なシーソーゲームの後、残ったものは、最愛の相手を犠牲にして保たれ
たプライドだけ。こんな結末は避けたいですよね。

「あなた」がこの世を生きていくのに、「あなたの心」以上の指針はありま
せん。まわりから溢れてくる余計な情報に惑わされて、あなた自身の心に対
して疑いや迷いを抱いたりしまうところから、全ての問題が生じているのです。

自分自身の心を疑う必要はないんです。
「だって私、頭そんなに良くないし…」
「いや、自信がないから…」
あなたは、そう言うかもしれません。でも、それは違います。情報処理能力
としての「脳」には、確かに個人差はあるかもしれない。でも僕は断言します。

「心」には優劣なんか存在しない。

相手を100の強さで好きなら、その気持ちを大切にしてください。その気
持ちを犠牲にしてまでプライドを守る必要はないんです。もし、同じうまく
いかない恋愛だったとしても、「フラれたけど、私はあの人のことを心から
愛してた」っていう思い出の方が幸せな思い出ですよね。

自分の本当の気持ちを大切にしてあげてくださいね。

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