2013年12月27日金曜日

教えて欲しいの♪  「上司を動かせ」



こんにちは、ゆうきゆうです。

 

 

以前、「やって、させて、ほめて」で人を動かす、という事をお話したところ、かなりの反響がありました。


その中でも多かったのが、「うちの上司もこんな風に教えてくれたなら」というお言葉です。

 

「もうちょっと判りやすく教えて欲しい」

「叱ってばかりで緊張してしまう」

「質問をしても、自分で考えろ、と取り合ってくれない」

「自分の失敗は部下に押し付け、部下の成功は自分の手柄にするから 

 だんだん仕事への意欲がなくなってきた」

 

 

 

お気持ちとってもよくわかります。


うちの上司も、せめて見せて…いえ。

そんな恐れ多い事は考えた事もございません。

 

 

そういうわけで、今回のお話は、「上司を動かせ」です。

 

 

 

さて、心理学者、フロイトはこう言っています。


人間のあらゆる行動は、2つの動機から発する――すなわち、性の衝動と、えらくなりたいという願望とがこれである。


つまり、人は誰でも『認められたい』と願っているのです。


ですから、失敗を部下のせいにしたり、居丈高に命令したりする上司は、実は自分をえら

く見せよう、失敗は許されない、と、必死だったりするのだと思われます。


すなわち言い換えれば、それだけプライドが飢えていることの証。

 

 

よってまず大切なのは、その人のことを誉めてあげること。


「●●さん、いつもありがとうございます!」「残業ですか? お疲れ様です」というよ

うに、どんなにくだらなくてもいいので、プラスの言葉をかけてあげることが大事です。


それは単に「ありがとう」「嬉しい」という短い言葉だけでも構いません。


それだけで、コミュニケーションも円滑に行き、職場の雰囲気も柔らかくなるはずです。

 

 

 

もう1つ、心理学には「好意の返報性」というものがあります。


一言でいうなら、「人間は相手から与えられたのと同じくらいの好意を返す」という事。


ですから、自分にとって本当に嬉しい思いをさせてもらった時、「相手に同じ好意を返したい」という心理が働くのです。




それではどのようにすれば、もっとも相手に好意を示すことができるのでしょうか?


そのカンタンな方法こそが、「『相手』で始まる言葉」を話すことなのです。


あなたが恋人と久しぶりに会ったとき、「ぼく一人で寂しかった…」と言われるのと、「君に会えなくて寂しかった…」と言われるのでは、明らかに後者方が嬉しいはずです。




ですから、わからないことを聞きに行く時や、OKをもらいに行く時など、頻繁にこの「あなたは」「あなただけに」という単語を使って話し掛けるのです。




「最近工房内の小さな事故が増えているのは、○○さんはなぜだと思われますか?」

という風にです。


「どうやっても上手にこなせないのですが、○○さんはこんな時どうやっているのです

か」

こんな風に言われれば、「認められたい」という気持ちも手伝って、上司は張り切ってくれることでしょう。




また、わからないことを聞きに行く時は、質問の仕方を考えてみてください。


「こちらの設計ですが、A案ですと大きくなりすぎ、B案ですと機能が少なくなってしまいますね。

 僕は機能もいいのですが、やはりコンパクト性をとりたいと思うのですけれども。

 でも、○○さんはどう思われますか?」  → 2択(または3択、)で聞く


「この材質の特徴がわからないのですが、Aを調べたらいいのでしょうか」

 → イエスかノーで答える


このような質問の仕方を「閉じた質問(クローズド・クエスチョン)といいますが、答えを、2択、3択でまたはイエスかノーかでというように少なくするのです。


このように質問されたなら、相手も返事がしやすいというものです。




しかし、これではまだ不完全です。


もう一歩踏み込みましょう。


質問に答えてもらったなら、心からの感謝と感心を示して見せるのです。




「なるほど、そうとは気がつきませんでした」

「○○さんの言われた通りにしてみたらできました、ありがとうございます。」


そうです。

ここで最初の「ほめる」に戻るのです。

心からの感謝を返してみてください。




ところで、仕事上の上司も教育者ではありません。

もちろん、人を指導するに至って「指導の仕方」を受けたりもしますが、初めから上手な人はいないのも当たり前。

やってみせる、をしてくれない、説いて聞かせる、をしてくれない…。

が、ために何をどうして欲しいのか、よくわからない、というときもあるでしょう。


そのために、わからないままに仕事をして、失敗しては自分が叱られ損です。


「○○さん、先ほど言われた事は、昨年度の売上を100としての数字を出す、

 ということで あっているでしょうか?」


という風に指示を受けた時は復唱して、確認を取ってみましょう。

 

 

 

 

でも、ミスタージャイアンツの 「『ずーっと来たら、ググッと引いて、バン』これだよ」というのは、僕にもどうすれば変わるのか、わかりません。






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イラスト…百福さん

2013年12月20日金曜日

私の一番大切なもの

私の一番大切なもの

こんにちは、ゆうきゆうです。


今日も張り切ってまいりましょう。

 

 

 

-------------------------------------------------------


今日の出演は、新人歓迎会に出席中のタカイチ君です。

 

 

「お、上寿司かぁ、張ったじゃないか!♪」


縁もたけなわ、お酒もほどよく進んでほろ酔いかげんのその時に、隣に座っていたミカコちゃんが話し掛けます。


「タカイチ君、ガリ嫌いなの~?ちょうだい。」


と、返事するまもなく、生姜はミカコちゃんの口の中。


「私ガリってだ~い好き♪♪」


     『…僕だってだ~い好きなんだけど。』(by 心のつぶやき)


------------------------------------------------------- 

 

 

 

 

さぁ、あなたはこんな経験ありませんか!?

 

 

 

今日のテーマは 「好きなモノは最初に食べる?後に取っておく?」です。


けっして、「恨みの度合い」ではありません。

 

 

 

「ショートケーキのイチゴ」や、「ラーメンのチャーシュー」 「八宝菜のウズラ」など、

好きなものを真っ先に食べる人、最後の最後にとっておく人、これはどういうことなのでしょう。

  

 

 

 

 

これは、「未来志向型」「現在志向型」というの2つの性格の違い、といえると思います。




まず、好きなモノをあとに取っておく人は、かなり未来への気持ちが強い人。


「あと少しで食べられる…。あと少しで、あの味を感じられる…」


というように、高まりつつある自分や、幸せな未来を思い描きながら、毎日を生きることができます。


こういう人は、今がつらくても、何か楽しいことがあるに違いない!と思って、日々仕事など、行動できるでしょう。


ひと言で言えば「想像力が強い」わけです。


ただ、上のタカイチ君のように、誰かに食べられてしまい幸せがなかったりする可能性もあるので注意が必要です。


年金も破綻してますし。

 

 

また、基本的に「未来にはいいことがあるはずだ…」というように幸せを夢想しながら人とつきあっていくことができるので、多少のマイナス部分に目をつぶってしまいます。


そのため、働かない男など、結構だめんずをつかみやすいかもしれないので気をつけてください。


でも、いつも楽しそうにしているため、友達が周りによってくるタイプかも。

 

 

 

逆に「先に食べてしまう!」という人は、「とにかく今!今さえ良ければ、もう先のことは何も考えられない!」というように、今の幸せだけを求める人です。


そして残りの生活は、たとえつらいことがあっても、「あれだけ楽しかったんだから…」というように、そのときの喜びを何度もかみしめながら、生きていくことができます。


こちらは、「記憶力」が強いわけですね。


とくに、体感としての記憶力が高いでしょう。




しかし現実の事ばかり考えすぎるていると、アリとキリギリスの童話のように、たまに足をすくわれることもあります。


恋愛で言うなら、あまり考えず遊びまくり、あとから後悔するタイプかもしれません。




けれども、それさえ気をつければ、年をとってからではできない事をたくさん思い出にすることができる人でしょう。






ではまた次回。






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イラスト…ソラさん


こんにちは、ゆうきゆうです。


今日も張り切ってまいりましょう。

 

 

 

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今日の出演は、新人歓迎会に出席中のタカイチ君です。

 

 

「お、上寿司かぁ、張ったじゃないか!♪」


縁もたけなわ、お酒もほどよく進んでほろ酔いかげんのその時に、隣に座っていたミカコちゃんが話し掛けます。


「タカイチ君、ガリ嫌いなの~?ちょうだい。」


と、返事するまもなく、生姜はミカコちゃんの口の中。


「私ガリってだ~い好き♪♪」


     『…僕だってだ~い好きなんだけど。』(by 心のつぶやき)


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さぁ、あなたはこんな経験ありませんか!?

 

 

 

今日のテーマは 「好きなモノは最初に食べる?後に取っておく?」です。


けっして、「恨みの度合い」ではありません。

 

 

 

「ショートケーキのイチゴ」や、「ラーメンのチャーシュー」 「八宝菜のウズラ」など、

好きなものを真っ先に食べる人、最後の最後にとっておく人、これはどういうことなのでしょう。

  

 

 

 

 

これは、「未来志向型」「現在志向型」というの2つの性格の違い、といえると思います。




まず、好きなモノをあとに取っておく人は、かなり未来への気持ちが強い人。


「あと少しで食べられる…。あと少しで、あの味を感じられる…」


というように、高まりつつある自分や、幸せな未来を思い描きながら、毎日を生きることができます。


こういう人は、今がつらくても、何か楽しいことがあるに違いない!と思って、日々仕事など、行動できるでしょう。


ひと言で言えば「想像力が強い」わけです。


ただ、上のタカイチ君のように、誰かに食べられてしまい幸せがなかったりする可能性もあるので注意が必要です。


年金も破綻してますし。

 

 

また、基本的に「未来にはいいことがあるはずだ…」というように幸せを夢想しながら人とつきあっていくことができるので、多少のマイナス部分に目をつぶってしまいます。


そのため、働かない男など、結構だめんずをつかみやすいかもしれないので気をつけてください。


でも、いつも楽しそうにしているため、友達が周りによってくるタイプかも。

 

 

 

逆に「先に食べてしまう!」という人は、「とにかく今!今さえ良ければ、もう先のことは何も考えられない!」というように、今の幸せだけを求める人です。


そして残りの生活は、たとえつらいことがあっても、「あれだけ楽しかったんだから…」というように、そのときの喜びを何度もかみしめながら、生きていくことができます。


こちらは、「記憶力」が強いわけですね。


とくに、体感としての記憶力が高いでしょう。




しかし現実の事ばかり考えすぎるていると、アリとキリギリスの童話のように、たまに足をすくわれることもあります。


恋愛で言うなら、あまり考えず遊びまくり、あとから後悔するタイプかもしれません。




けれども、それさえ気をつければ、年をとってからではできない事をたくさん思い出にすることができる人でしょう。






ではまた次回。






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イラスト…ソラさん

2013年12月15日日曜日

愛の記念日




こんにちは、ゆうきゆうです。


突然ですが皆さん、結婚記念日に夫婦喧嘩をした事はありませんか?


普段は仲良く暮らしているのに、誕生日や結婚記念日に限って彼とけんかをしてしまう人は意外といます。


一体どうしてそんな事が起こるのでしょうか?

 

 

 

 

実は、男性と女性では、気持ちの盛り上がりのピークに差があります。




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<男>


急激にアップ。そのために惚れっぽく、一目惚れするのはたいてい男。

そのためアプローチするのも男。


そしてその女性と深い関係になるのがピーク。


あとは少しずつなだらかに下がっていく。




<女>


なだらかにアップ。

男に告白されたり、ずっと見ているうちに、少しずつ気持ちが上がっていく。

もちろん深い関係になったからといって気持ちが下がることはなく、ずんずんと上がっていく。


ちなみにピークがないかというとそうでもなく、結婚がピークで微妙に下がっていく女性も多い。

 

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というわけで。


実際に「深い関係になってから結婚まで」では、男性の気持ちが、女性の気持ちを下回り、そのズレによって行き違いが生じることも多いものです。




ところで、女性はこと恋愛に関してはバツグンの記憶力を誇ります。

そのために「記念日」などもよく覚えていて、それを一緒に祝ってもらおうとします。


しかし男性の興味は少しずつ冷めていますし、記念日という細かい日付を記憶すること自体が苦手。


また、半年や一年はいいけど4ヶ月目記念とか5カ月目記念とかは意味がわからないのです。

 

僕も微妙にわかりません、すみません。

 

 

ですから記念日を1カ月ごとに祝っていたら男性にとって、過度の負担のくり返しです。 


「この間したばかりなのに、また記念日なんて。

  覚えてないだけで怒られて、それでまたこんな面倒なことをしたりして。

 何でこんなコとつき合ってるんだ!」


と、逃げたくなってしまう男性もいるでしょう。  

 

 

 

よってあなたが女性なら、記念日を相手が覚えていなくても、決して怒ってはいけません。


また記念する日は、最小限にしてあげましょう。

  

もし祝いたいのなら、

「私、他にはなんのワガママも言わないから、誕生日とつき合った記念日だけは、一緒にご飯食べたいの…」と、お願いするように言いましょう。

 

 

ヘタに「あの日もこの日も…!」なんて言っても、相手はうんざりするばかりです。

 

 

そして相手の手帳に書いてもらいましょう。


先にも書きましたが、男性は基本的に細かい日付を記憶すること自体が苦手です。


忘れない工夫をあなたがしてあげるのです。


奥さんなら居間のカレンダーに大きく花丸を書いておいても良いでしょう。


それこそがベスト。

 

 

あなたが男性なら、とにかく手帳でも携帯でもいいので、記念日をメモしておくこと。


8月2日なら、「ハニーの日」とかゴロ合わせを作ってもいいでしょう。


すごく微妙なたとえしか思いつきませんが、何でもOKです。


ファイトです。

 

 

 

 

ではまた次回。

 

 



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イラスト… 桐生乱子さん

2013年12月5日木曜日

小さな安心   「片付け」




こんにちはゆうきゆうです。

 

 

 

女性の皆さんのほとんどは家事が上手くなりたいと思っているのではないでしょうか?


掃除、洗濯、お料理、育児などなど。

 

これらの家事を、心理学を使ってより上手になってみませんか。

 

 

 

え。心理が 育児や、料理洗濯にどうやって関わるの?

 

 

 

いえいえ。


家事をするのはあなた自身。


あなたの潜在意識を自由にコントロールすることが出来たなら、家事だって気持ちよくできるはずです。

 

  

例えば片付け。


お部屋を片付けるのは面倒ですよね。


部屋が片付いていて気持ちがいい、というメリットが、この面倒くささを上回らないと、なかなか行動は起こせないのです。


つまり人は、「面倒なこと以上のプラスがなきゃ動かない」もの。

 

 

この心理を逆手にとって、そんなに大変じゃないからやろう、という気を起こさせればいいのです。 

  

 

 

ポイントはちょっとづつからはじめること。

 

 

デカルトは言いました。


「困難は分割せよ」。


どんなに大きな岩でも、小さく分解すれば割ることができます。 

 

最初は机の上だけキレイにしてみる。


そのために、エンピツ1本だけでいいから、引き出しにしまうようにする。

 

 

いっぱい散らかっていても「ここだけは」というスペースを1つだけ設けてみてください。

 

 

 

では、その机の上だけを綺麗にする為にはどうしたらいいのでしょうか。

 

 

実は情報処理の研究で、次のようなことが判ってきています。


コンピューターの情報処理能力を上げるためにいろいろ研究したところ、まず一度全ての情報をばらばらに分解し、それをグループごとに分ける、という方法が一番早く処理することが出来たのです。


そこで、人が物事を処理しようとしている時も、脳の中では、入力された情報を全てばらばらに分解し、グループごとに大きく分け、処理するということが行われているのではないか、と仮説を立てたところ、どうやらそれは正しいと立証されつつあるのだそうです。


つまり、人は、見た物、聞いたものをまず、脳の中で全部ばらばらにし、丸い、四角い、 白い、赤い、 高い音、小さい音、という風にグループごとに分別し、その後、危険だ、とか 心地よい、とか判断処理しているのです。




何だか、最新のリサイクル場のようですね。


全部まとめて焼いちゃうよりも、分別した方が効率が良かったと気づいたのでしょうか。

 

 

 

実はそうなのです。


これは一番早い情報の処理法方である 、と、同時に、物理面でもこうするのが一番早い処理方法である、ということもわかったのです。




ですから、机なら机、もっと細かく分けるなら、机の一番上の引き出し、その中のものを全て広げて、分別グルーピングしていくのです。


例えば一番上に入れているものといったら、事務用品でしょうか。


ボールペン、鉛筆、シャープペン、など、筆記用具を1のグループ、さらに、消しゴム、シャープペンの芯、など、筆記用具の小物を2グループ、ホッチキス、はさみ、穴あけパンチなどを3グループ、というように分けていきます。


また、例えば筆記用具でも、鉛筆は良く使って、いっぱい持っているから、鉛筆だけのグループ、とか、マジックは太いから別グループ、という風に、してもいいでしょう。


 

それから、ゆとりがある方が綺麗に見えますから、なるたけ余裕をもって収納するといいでしょう。


鉛筆がもう一本増えたとしても、余裕があれば同じ場所にしまえますしね。

 

 

 

2つめのコツは、きちんとしていない場所もあっていい、ということです。


たった1つだけ落ちていたクリップは、消しゴムの中に入っていてもいいのです。


ぴんと張りすぎたゴムは切れやすいように、あまりきちんとしすぎていないほうが長持ちするのです。

 

 

 

さぁ机の引出しが片付きました。


次から、鉛筆が転がっていても、“何処にしまおうか”と考えなくてすみます。


実はこの、“何処にしまおうか”と考えている時間が面倒くさいものの1つだったのです。


これからは机の引出しだけは片付けるのが楽になりますよ。

 

 

 

 

いかがでしょか。

 

コツは


1 まず、小さいところからはじめる

2 グルーピングをする

3 ゆとりを持ってしまう

4 定位置にする

5 一箇所散らかってもいい場所を作る

です。


どんなに小さくても整理された場所を作れば、それは心の中の小さな安心にもなります。


そうして安心が次なるステップの力になるのです。

 

 

 

 

小さな安心。


それだけで気持ちは楽になり、机の一番上の引出しだけだった場所が、机の引き出し全部になり、書棚、台所、と徐々に大きな片づけにつながっていくはずです。




だまされたと思って、今すぐ試してみてくださいね。

 

 

 

ではまた来週お会いしましょう。






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2013年12月2日月曜日

さび○んぼう




こんにちは、ゆうきゆうです。

 

 

 

いきなりですが、「鏡を見ないで生活しろ」っていわれたらあなたはどうしますか?

  

今日は「好きになった人には付き合っている彼(彼女)がいる」という人、必見です。

 

 

 

 

フランスの小噺に「女性を殺すにゃ刃物は要らぬ、鏡の無い部屋に新しいドレス100枚とともに閉じ込めればそれで良い」というのがあります。


ちっとも七五調になっていませんね。

 

 

人間って、自分を移し込む物がないと不安になってくるもんなんですよ。


女性だけではなく誰でも、鏡や自分を客観的に見つめる第3者と話して自分の魅力や立場を確認しないと、やっぱり不安になってくるんですね。


自分ははたして魅力があるのか、どうか?と。

 

 

 

ところで、交際関係にある男性と女性では、気持ちの盛り上がり方に少し異なるところがあります。


男性は付き合い始めというか、付き合ってしまうところまでがピークで、あとはビミョーに落ち着いてきてしまいます。


対して女性のほうはどんどん気持ちが盛り上がっていくようです。

 

 

そういう風に交際期間中は、男性のほうにちょっとした覚め具合が生じるので、女性はそれを不満に思うことがあるでしょう。


同じ人とマンネリのように付き合ってると、褒めてもらうこともなくなるし、受け入れてもらえることも少なくなる…。

 

 

交際中や 結婚っていうのはやはり世界を限ってしまうので、表現は悪いですけど檻に閉じ込めている状態に近いと言っていいでしょう。


犬をつないでおけば、つないでおくほど散歩に行くと大喜びしますけど、野犬は散歩ぐらいじゃ大喜びしないでしょう?

 

 

実はこれを『不貞の法則』といいます。


「結婚している女性は結婚していない女性に比べて、周りの男性からの褒め言葉により強く反応する」というものです。

 

 

これは恋人がいる女性にも当てはまると思います。


だから交際相手がいる人でも、合コンに行ったりすることで、自分の魅力の再確認をはかっている面はあると思います。


そういった意味で、彼氏がいる女性のほうが落としやすいと考えるところもあるのかもしれません。

 

 

 

だから、好意を抱いた相手に彼氏がいるからといって、あきらめる必要はまったくない、むしろ、そのほうがチャンスなんだと思っても良いかもしれないですね。




ではまた次回、お会いしましょう。







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イラスト…ソラさん