2014年1月10日金曜日

なぜ泣くの? 「育児」


こんにちは、ゆうきゆうです。

 

 

 

育児でお悩みではありませんか?


そんなあなたのお役に少しでもなれたら。


今日は、育児について、ほんのちょっとお話してみたいと思います。

 

 

 

 

 

育児の悩みを一つ一つあげていったらきりがないと思いますが、大きなところは


1 夜泣き、  

2 言う事を聞かない、

3 部屋を散らかす、汚す 

4 お母さんの自由な時間がない


というところでしょうか。

 

 

 

 

ところで4を除いて、育児の悩みの原因のほとんどが、実はお子さんの欲求不満と不安にあります。

 

 

たとえば、夜泣きがひどい赤ちゃん。

お母さんもお産直後なのに くたくたですね。

 

 

でももしや、よく寝る赤ちゃんに安心して、お昼間、寝かせっきりにしていませんか。


実は夜泣きをする赤ちゃんは、寝すぎてちっとも眠くない、というのが大半です。


泣くのは子供にとって運動でもありますから、赤ちゃんは満たされなかった欲求をいっしょうけんめいはたそうとしていたのです。

 

 

 

ところで、あまり放っておくと赤ちゃんは発達が遅れたり、引っ込み思案の子になったりしてしまいます。


眠ってくれない上にこれでは、お母さん踏んだり蹴ったり、です。

 

 

これを予防するために、お母さんはお昼間、洗濯物をたたみながらなど「いないいないばぁ」をして笑わせたり、手足を上下左右に動かしてやったり、足の裏をくすぐったり、ちょっとの時間を見つけていっぱい赤ちゃんと遊んでやってみてください。


夜には疲れてぐっすり眠ってくれます。


手足の筋肉の発達にも良いですし、話し掛ける事で言語や社会性の発達にも効果があるのですよ。

 

 

お母さんもそうやってのんびり家事をして日中を過ごすようにしてください。


夜泣きをしない赤ちゃんでも、夜、授乳でお母さんは3~4時間おきに起きなくてはいけないと思います。

お産の後あまり無理をすると、その無理が50代~60代になってからいきなりどーんと体にやって来る人が多いのです。


あっちを片付けて、こっちも掃除して、花も飾って、と、あまり無理をしないで下さい。


旦那さんに手伝ってもらう方法、で書いたように、旦那さんの了解を得て、家事に手を抜いてみてくださいね。

 

 

寝かしつける時間もポイントです。


お風呂に入れる時間を、夜7時から10時にずらしたら、寝てくれるようになった、という例があります。

少し起こしておく時間をずらしてみましょう。

 

 

他にも、目がさめたら暗闇の中だったため、怖さで泣いた、など。


夜中の授乳時は、部屋を明るくして安心させてみてください。

 

 

 

さて、この時期、抱っこはとても重要です。


生まれたばかりの子ザルを、針金で作った母ザルの模型、丸太に毛布を巻きつけたもの、の2つを設置した部屋に入れると、子ザルは丸太に巻きつけた毛布に抱きつきます。


子ザルは目ではなく、毛布のやわらかさ、暖かさ、で母ザルを認識していたのです。


人間の赤ちゃんも同じです。


お母さんに抱っこされ、その心音を聞く事で、お母さんを認識していくのです。


そして、この授乳期の抱っこが、対人関係の基礎となっていきます。

 

 

また、昔 生れたばかりの赤ちゃんを全く抱かないでいるとどうなるのか、実験した王様がいました。


国中に「一切赤ちゃんを抱っこしてはいけない」とお触れを出した結果、ちょっとショックな話なんですけれど、可哀相に、その国の赤ちゃんは一人残らず死んでしまったのです。


赤ちゃんは不安を抱きつづけると生きていかれないのです。

 

 

この時期、抱っこはなるたけたくさんしてやってください。


抱き癖がついては、と、心配されるかもしれません。


もちろん個人差もありますけれど、それはもうちょっと大きくなってからです。

 

 

欲求を満足させ、安心して育った赤ちゃんは心身ともに強く、今後の成長において大きく違って来るはずです。


このたった半年か一年のあいだ、ちょっと家事に手を抜いて、赤ちゃんに集中して見てくださいね。

 

 

それでは、また次回お会いしましょう。

  

 

 



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イラスト…ソラさん

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