2014年2月2日日曜日

か・ゆ・い




こんにちは、ゆうきゆうです。

 

 

 

人間の脳は右と左に分かれている、という事は、ずいぶん前から知られています。


それでは右脳は、イメージを司り、左脳は、言語や論理などを司る、という事、はご存知だったでしょうか。

  

体の右半身を動かす神経は左脳にあり、左半身を動かす神経は右脳にあるので、右利きの人は理論派かと、以前は思われていたようですが、残念ながらそこまで単純ではないようです。


なぜなら手は右利きの人が多いのですが、なんと足は左利きの人が多く、日本の約70%の人の利き足が左です。


左足を動かす神経は右にあるのですから、手が右利き、といっても左脳だけが発達しているわけではない、ということです。

 

 

ところで、自分が「右脳優位型(イメージ・感情型)」と「左脳優位型(論理・言語型)」のどちらなのか、あなたは知りたいと思いませんか?

 

 

 

 

ではちょっと想像してみてください。

 

あなたが、美容院(もしくは床屋)に出かけ、シャンプーをしてもらったとします。


軽く流してシャンプーをつけ、しばらくすると美容師さんがこう言います。

 

 

「かゆいところはございませんか?」

 

 

そのときあなたはなんと答えるでしょうか。

 

 

 

 

さぁ、シャンプー中というのは、かなりのリラックス状態です。


頭をなでる感触。

身も心も任せる安心感。


こんなときは、基本的にどの人も感覚を司る右脳の方が優位に働いているのです。

 

 

ここで「かゆいところはございますか?」と聞かれ、「ない」といえば、会話はそれで終わります。


言語を最低限に使うだけで、リラックスした世界にまた戻れるわけです。

 

 

しかし「ある」というと、それを一旦中断し「どこがかゆいのか」など説明をしなければいけません。


「右耳の後ろ」とか。

「頭頂部から左3センチ下方にかけて」とか。

 

これは、頭を洗ってもらっているリラックスした世界から、言語的な世界に戻ってこなければならない上に、自分の感覚を言葉にするのがただでさえつらい、右脳優位型の人には、より大きな労働になると想像できます。

 

 

 

そのため、それをわざわざできるということは、かなり「左脳優位型」。


「お金を払っているのに、かゆいところをかいてもらわないなんて、もったいないじゃん!」という、やや理知的な、悪く言えばケチ的な思考も入っているかもしれません。

 

 

 

ですから、「ない」と言うのは、まず「右脳優位型」な人と分析できるでしょう。

 

 

 

 

いかがでしたか?


ではまた次回お会いしましょう。


 

 

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